なぜフィリピン人材は失踪率が低いのか

フィリピン人材が他国と比べて失踪率の低い一番の理由は、就業者本人から斡旋料などの名目で費用を徴収することがないからです。他国のように就業者本人から斡旋料などの費用を徴収することが一切ないので、本人たちはプレッシャーを背負わず、日本に来てからストレスなく楽しく仕事を行うことができます。失踪率の高い国々に共通しているのは、日本に来るために50万から100万円の借金を背負わされているということです。他国の人たちは借金を背負った状態から日本で仕事を始めるので、仕事に対するモチベーションも下がりやすく、結果的に失踪してしまうという事態が多く発生しています。フィリピンのいくつかの送り出し機関で、他国のように就業者本人から斡旋料を徴収しているケースもあるみたいですが、フィリピンではそういった行為は違法なので、見つかればライセンスの剥奪になります。弊社リンクアジアマンパワーソリューションズでは、いかなる理由でも斡旋料や手数料は本人たちから受け取っていませんので、弊社の人材の失踪率は必然的に低くなります。

国籍別技能実習生数の年次推移

左記のデータは2017年までですが、今まで技能実習生として日本に来ている外国人は、1位が断トツでベトナムの104,800人、2位が中国の79,959人、3位がフィリピンの25,740人、4位がインドネシアの20,374人、5位がタイの7,898人、6位がカンボジアの5,704人、7位がミャンマーの5,019人、8位がモンゴルの900人、9位がラオスの422人、10位がスリランカの328人となっています。5位以下を全て足しても12,948人と3位のフィリピンには届きません。

左記の画像の出典:厚生労働省

技能実習生の失踪者数の推移

2017年(平成29年)までに失踪した技能実習生の数は、全体で274,233人となっています。国別年別でみると、2017年では1位がベトナムの3,751人、2位が中国の1,594人、3位がカンボジアの656人、4位がミャンマーの446人、5位がインドネシアの242人、残りの国全てを足して400人です。フィリピン人の失踪者数は少ないので公表されておらず、その他に含まれています。日本に来ているフィリピン人は、ベトナム人や中国人に次いでの多さにも関わらず、フィリピン人の失踪率はトップ5位にも入っておりません。失踪者数ではなく失踪者率でも、1位がカンボジアの11.5%、2位がミャンマーの8.59%、3位がベトナムの3.58%、4位が中国の1.99%、5位がインドネシアの1.19%です。

右記の画像の出典:法務省

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